新NISA恒久化はいつから？積立NISAはどうなる？改正？投資での利益を非課税にする制度（一般NISAとつみたてNISA）が、2024年から新NISAに変わります。証券口座は2社以上開設できますが、どちらか選びたい人もいるでしょう。SBI証券と楽天証券を比べると、投資信託を中心に投資したい人やポイント還元率を重視する人はSBI証券、楽天ポイントをよく使う人は楽天証券がおすすめです。新NISAはこれまでのNISA（一般NISAとつみたてNISA）とは別枠扱いになるため、移行手続きなどはありません。
現行のつみたてNISAは最長2042年まで非課税のまま継続できます。つまり2023年中につみたてNISAを始めれば、非課税で投資できる金額が2024年以降の分にさらにプラスされるためお得になります。まずは新NISAとは何か、現行のつみたてNISAは本当にプラスなのか実績を公開しますので参考にしてみてください。
新NISAについて・・・
2022年12月16日に与党より公表となった令和5年度税制改正大綱によると2024年1月よりNISA制度が大幅に拡充となる予定です。新NISAは新しい非課税制度で、一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISAとはまた違ったシステムになっています。
ちなみに、2024年からNISAが新しくなることはもともと予定されていました。しかし、岸田政権の方針で内容が大きく変更され、当初計画されていた新NISA（２階建制度）とはまったく違うものになっています。間違わないようにご注意ください。
新NISA投資上限金額の拡大
| つみたてNISA | 年間40万円（月額33,333円） |
| 一般NISA | 年間120万円 |
| つみたて投資枠 | 年間120万円（月額10万円） |
| 成長投資枠 | 年間240万円 |
私みたいにちまちま100円ずつ積み立てている場合はあまり関係ないかもしれませんが、上限をめいっぱい投資している人にとって上限が増えるのは良いことですね。
新NISA非課税期間の無期限化
| つみたてNISA | 最長20年 |
| 一般NISA | 最長5年 |
| つみたて投資枠 | 無期限 |
| 成長投資枠 | 無期限 |
一般NISAは2023年まで、つみたてNISAは2042年までとこれまでは利用できる期間と上限が限定されていました。新NISAは拡大され無期限となります。
新成長投資枠が新設＋生涯非課税限度額の拡大
| つみたてNISA | 最大800万円 |
| 一般NISA | 最大600万円 |
| つみたて投資枠 | 最大1,800万円、売却すればその分を新たに非課税で投資可能 |
| 成長投資枠 | 最大1,200万円、（つみたて投資枠と合計で1,800万円まで） 売却すればその分を新たに非課税で投資可能 |
現行のNISAは、一般NISAとつみたてNISAの併用ができず、どちらか一方を選んで取り組む必要がありました。
しかし新NISAは、一般NISAに相当する「成長投資枠」とつみたてNISAに相当する「つみたて投資枠」の併用が認められているため、同時に取り組むことができます。
非課税限度額の利用方法としては、1,800万円を「つみたて投資」のみで使うこともできますし、「成長投資枠」で300万円を利用して、残り1,500万円は「つみたて投資枠」で利用することもできます。ただし、成長投資枠で1,200万円を超えることはできません。
「つみたて投資枠」と「成長投資枠」は併用可能となりましたが、それぞれ別の金融機関で利用することができますか？
別の金融機関で利用することはできません。その年に新NISAを利用できる金融機関は1つとなります。
2023年からつみたてNISAを始めるのがお得！
既にNISAを利用済みの方にも新NISAでは、新たに非課税限度額が付与されます。例えば、2023年に一般NISAを始めて120万円を利用したとしても、新NISAで新たに1800万円の非課税投資枠を利用することができます。まだNISA口座をお持ちでない方も、まずは現行のNISA口座で始めてみるのをオススメします。
楽天証券では非課税メリットもポイントもお得
楽天カード（毎月の上限5万円）と楽天キャッシュ（毎月の上限5万円）の組合わせで毎月10万円まで積立てできるのは楽天証券だけ！しかも、お得な楽天ポイントも貯まります。
NISA口座でも楽天ポイントを使って株式や投資信託を購入できるのは変更ありません。とてもお得で便利なので継続は嬉しいものです。
つみたてNISAをはじめるにあたり参考にした本
金融庁で紹介している早わかりガイドブックはもちろん参考にしましたが、本も購入して勉強しました。読みやすく楽天以外の証券会社も紹介しているため、今から始める人にはぜひ参考にしてほしい本です。
こちらのつみたてNISAとiDeCoの本は参考にして今でも読み返しをしています。お金の本といえばこちらの本も参考にしていますし、お金の増やし方は面白かったのでおすすめです。
2023年2月つみたてNISAの運用実績と利回り
2018年からはじめていますが、2023年2月末時点の運用実績と利回りです。+184,074円と利回り+26.33％はかなり良いのでは？とみています。一時期下がったりもしましたが、今は順調に上っていますので、このまま継続していきます。
2023年3月つみたてNISAの運用実績と利回り
3月末で確認するつもりでしたが4月に入ってしまいました。2月から少しだけ増えている感じです。毎日100円や楽天キャッシュがはじまった時から月に一度500円など色々とやっていますが、今のところ売却したものはありません。
詳しくは関連記事をご覧ください。
2023年4月つみたてNISAの運用実績と利回り
利回りが30％超えとなりました。毎日100円の積み立てにしているため資産合計自体はそんなに増えませんが、それでも少しずつ増えてるのは嬉しいものです。下記が今積立している銘柄とおなります。ご参考にしていただければ。
銘柄は増やしていないため、楽天キャッシュが始まった時に追加したぐらいです。5月以降の結果も楽しみになりました。もう少し金額増やしたいところですね。
2023年5月つみたてNISAの運用実績と利回り
もうすぐ100万になりますね。利回りがどんどん良くなっている為、増えています。このまま順調にいってほしいものです。銘柄は何も増やしていません。変更せず行く予定です。
2023年6月つみたてNISAの運用実績と利回り
とうとう100万超えました。利回りがずいぶんとよくなっていますね。42％は久々に見た気がします。来月はもっと利回りが増えると良いのですが、新NISAなどの影響もあるのかもですね。
2023年7月つみたてNISAの運用実績と利回り
先月よりさらに増えています・・・。利回り+45.95％はすごいなーと思ってしまいますが、金額が少ないので仕方ありません。毎日100円でもこれだけ貯まってくれば有難いものです。やらないよりやったほうが良いですよ。
2023年8月つみたてNISAを売却
100万を超えたので、つみたてNISAを売却してみました。本当は8月の公開したかったのですが、画像がどこかにいってしまい、みつからないため、今回は公開できませんが、売却しましたのでそちらを参考にしていただければと思います。
まとめ
口座開設、商品の選択、運用中の管理、売却のタイミングなど、自分で判断なければなりません。
特に、非課税期間が終了する間際の売却のタイミングなどは、投資に親しんでいる人にとっては比較的容易に判断が下せるかもしれませんが、初心者にとっては難しい場合もあります。
新NISAではこのような問題が解消されるため、より長期積立投資を意識した運用ができるようになっていますので、投資をまだしたことがない人にもチャレンジしてもらいたいですね。iDeCoもまた変わる話がでており、つみたてNISAのように色々変わっていくかもしれません。100円や楽天ポイントなどからつみたてNISAははじめることができるのでオススメです。
