楽天証券は、11月13日から新NISA積立予約を開始しました。これにより、2024年1月からの新NISAで積み立てる商品や、金額、引落方法など、積立設定の事前変更が可能になりましたので早速手続きをし完了しました。
現在、楽天証券のNISA・つみたてNISAで投信積立を行っていて、2024年1月からも積立設定内容をご変更されない場合は、お手続き不要で、2024年からの新NISA口座は自動的に開設され、現行のNISA・つみたてNISAでの積立設定はそのまま新NISA口座に引き継がれます。(NISA対象外銘柄を除く)
そもそもNISAとは
現行NISAでは、一般NISA・つみたてNISAのいずれかひとつを選んで口座を開設する必要があり併用はできません。
一方で、新NISAでは成長投資枠とつみたて投資枠を併用して利用できます。
両者を併用できるようになったため、積立投資をしながら、個別株に挑戦するなど幅広い投資スタイルに利用できるでしょう。
積立投資は少額から始められます。例えば、楽天証券の投資信託は月々100円から、国内株式や米国株式であれば、1株から積立が可能です。多くの投資資金を用意する必要がなく、3商品とも楽天ポイントを利用できるため、初心者でも気軽に始められるでしょう。私は毎日100円積立しています。
詳しくは関連記事をご覧ください。
新NISA開始後のつみたて枠上限は月10万円
現行のつみたてNISAは年間40万円が上限ですが、2024年に始まる新NISAではつみたて枠が年間120万円に拡大します。
月10万円まで積み立てられるようになり、多くの資金を投入できます。
お金持ちさんは余裕でしょうが私みたいに借金一杯の場合は無理ですので少ない金額でやりくりです。
例えば、投資信託を月10万円、年利5%で運用しながら20年積み立てた場合、シミュレーションによる将来の運用金額は約4,110万円です。運用益が1,710万円ほどであり、NISAを使えばこの利益に税金はかかりません。
預金では2,400万しか貯められないですが、運用することによって元手を約4,110万円に増やすことができます。
10万円までキャッシュレス決済でき、ポイントが貯まる楽天証券
楽天証券で積立をする際は、決済に楽天カードクレジット決済と楽天キャッシュ(電子マネー)決済が利用できます。
それぞれ投資額の上限が毎月5万円ずつのため、最大まで利用すると10万円をキャッシュレス決済で積立可能です。
楽天カードクレジット決済のポイント進呈率は、積立額の最大1.0%、楽天キャッシュも楽天カードのチャージ額に一律0.5%のポイントが進呈されます。
仮に、楽天カードと楽天キャッシュを合わせて月10万円キャッシュレス決済すると、毎月最大で750ポイント貯まります。キャッシュレス決済を利用して、賢くポイントを貯めましょう。
すべてちりも積もれば山となります。
楽天証券の積立予約サービス
2023年11月13日(月)~12月28日(金)18時までです。私は当日2023年11月13日に予約手続きをしました。
【楽天カード・楽天キャッシュ決済】
・11月13日~12月12日に設定:1月分の注文から適用
・12月13日~12月28日に設定:2月分の注文から適用
【証券口座からの引落】
・11月13日~12月28日に設定:1月分の注文から適用
【その他金融機関(7日指定)からの引落方法を選択】
・11月13日~12月12日に設定:1月分の注文から適用
・12月13日~12月28日に設定:2月分の注文から適用
【その他金融機関(24日指定)からの引落方法を選択】
・11月13日~12月12日に設定:1月分の注文から適用
・12月13日~12月28日に設定:2月分の注文から適用
楽天以外の手続きスケジュール
SBI証券 2023年11月19日から
マネックス証券 2023年12月18日から
auカブコム証券 2023年11月27日から
松井証券 未定
大手4社の受付開始日ですが松井証券は2023年11月13日現在発表はありません。それ以降に発表があるでしょう。
楽天含めいつまでに初回設定が必要か
1月からの初回設定が必要な日程等は下記をご覧ください。
楽天証券 | SBI証券 | au証券 | 松井証券 | マネックス証券 | |
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クレジットカード | 2023年12月12日 楽天カード (買付日毎月1日または8日) | 2023年12月10日 三井住友カード (買付日毎月1日) | 2023年12月7日 auPAYカード (買付日毎月第1営業日) | 不明 | 2024年1月9日まで マネックスカード (買付日毎月20日の3営業日前) |
銀行 | 12月12日まで (7日引き落とし) 12月25日まで (24日引き落とし) | 11月30日6時まで(14日引き落とし) | 12月14日まで | 12月15日まで (定期入金サービス) | 12月29日まで (ウェブかんたん銀行つみたて) |
証券会社 | 12月28日18時まで | 12月29日まで (指定日の前営業日) | 12月22日まで (指定日の7営業日) | 未定 (通常は指定日の2時15分まで) | 12月29日まで (指定日の前営業日) |
積立予約サービスの設定手順
さっそく設定手順の説明ですが簡単にリストにしました。
- 「積立予約」のページを開く
- 「積立予約に進む」をクリックまたはタップ
- 「予約を始める」をクリックまたはタップ
- 各種約款を確認する
- 引落方法を登録する
- 積立設定内容を変更する銘柄のチェックを外す
- 積立予約する銘柄を探す
- 設定内容を入力する
- 目論見書等を確認する
- 予約内容を確認して確定する
PCからスマホサイトに接続することも可能ですので、どちらでも設定はできます。もっと簡単に説明すると下記のようになります。
- 銘柄選択:現在積み立てている銘柄が表示されます。継続する銘柄にチェックをつけてください。
- 設定内容:口座区分や積立金額など設定条件を入力してください。
- 予約確認:設定内容を確認して暗証番号を入力してください。
楽天カードが未登録の場合は登録しましょう。
銘柄を選択します。追加でもできますし、かんたん積立診断をして追加することも可能です。私の結果はのちほど。
かんたん積立診断をするとおすすめできる銘柄が表示されます。
私も診断してみました。今すぐ診断するをタップします。
私の場合は、稼ぐ力が抜けてることもあり、安定力が低いとでました。
安定力重視のおすすめ銘柄を教えてくれます。これを追加することにより、スコアが伸びますが、稼ぐ力は若干さがります。でもバランス的によくなりますね。このあたり追加するかどうかは自己判断となります。
よくある質問
- つみたてNISA→新NISA、楽天証券はいつから切り替え設定できますか?新NISAは楽天証券で口座開設しようと思っています。新NISAは楽天証券でいつからスタートになりますか?
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新NISAは、楽天証券で2024年1月からスタートできます。すでに、つみたてNISAの口座開設をしている人は、自動で新NISA口座が開設されます。
また、2023年11月13日より、新NISAへの切り替え設定(積立予約)の申し込みができるようになりました。
積立予約をすると、2024年1月から積立設定を見直せます。なお、積立設定を変更しない場合は、手続きなしで自動で新NISAに引き継がれるためご安心ください。積立設定を変更されない場合は手続きなしで自動で新NISAに継続移行されます
現在、楽天証券のNISA・つみたてNISAで投信積立を行っていて、2024年1月からも積立設定内容をご変更されない場合は、お手続き不要で、2024年からの新NISA口座は自動的に開設され、現行のNISA・つみたてNISAでの積立設定はそのまま新NISA口座に引き継がれます。(NISA対象外銘柄を除く) - つみたて投資枠と成長投資枠の引き継ぎは?
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つみたてNISAはつみたて投資枠、一般NISAは成長投資枠へ引き継ぎます。
積立設定の内容を変更しない場合は予約は不要です。1月以降いつでも積立設定の見直しは可能です。
楽天カードクレジット決済・楽天キャッシュ決済の場合で1月分から適用するには、12月12日(火)までに積立予約を設定ください。 - 積立予約サービスを利用した場合、現在設定している積立設定はどうなりますか?
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積立予約サービスを利用した場合、既存の積立設定は当社の任意のタイミングで解除いたします。
- 積立予約サービスを利用すると現在の積立設定が解除されました。年内の積立はどうなりますか?
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現在の積立設定が自動解除された場合でも、年内12月の注文までは予定通り積立されます。
- 予約内容はどの画面で確認できますか?
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積立予約サービスで設定した内容はスマートフォンサイトログイン後、左上「メニュー」をタップし、「積立予約」より確認ください。
まとめ
移行作業をしてもしなくてもどちらでも問題ありませんが、追加したい場合や変更したい場合、金額や引き落とし先の変更などしたい場合は今のうちにやっておきましょう。私は今回2つの銘柄を追加しています。楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド、楽天・S&P500インデックス・ファンド、どちらも投資残高プログラム対象銘柄となっております。低コストファンドでもあるのでおすすめです。