楽天証券のつみたてNISAの売却後、入金されるタイミングはいつ?と気になる点などがありましたので、自分で売却して確認してみました。実際体験しないとわからないこともあるため何事も自分でチャレンジしてみています。
今回は楽天証券のつみたてNISAの売却の方法と手順、いつ出金と入金になったのか解説します。
楽天証券のつみたてNISAや投資信託はいつ売却できる?
基本的に投資信託は売却して換金することができます。運用期間が定められている商品もありますが、その途中で売却することも可能です。
NISA口座やつみたてNISA口座で購入した投資信託も同様に売却できます。ただし、一度使った投資枠は復活しません。たとえばつみたてNISAの投資枠は年間40万円です。それを使い切った後は、その年に購入した投資信託を売却したとしても、枠が空くことはありません。
つみたてNISAや投資信託の譲渡益にかかる税金
投資信託が売却してプラスになったら税金がかかります。税率はプラスになった部分(=譲渡益)に対して20.315%です。たとえば100万円で購入した投資信託が110万円になったら、譲渡益は10万円で、20,315円の税金が引かれます。
特定口座(源泉徴収あり)なら自動的に税金が引かれるので、確定申告は必要ありません。
NISA口座やつみたてNISA口座は非課税なので、10万円がそのまま手取り額になります。この場合も確定申告は必要ありません。
つみたてNISAや投資信託を売却するタイミング
投資信託は長期的な資産形成に向いていると言われていますが、売却しないまま人生を終えてしまっては意味がありません。売却するタイミングとして考えられるのは以下のようなときです。
- ライフイベントでお金が必要になったとき
- 大きく値上がりや値下がりしたとき
- ポートフォリオを変更したいとき
楽天証券のつみたてNISA売却について
つみたてNISAで運用した資産は、最短即日~10日程度で現金化できます。
投資信託の売却
証券口座から銀行口座へ出金
銀行口座から現金を引き出す
引き出し制限がないので、柔軟に利用できるのがつみたてNISAのメリットです。
売却時には必要な金額だけを現金化して、残りは運用を続けた方が効率的ですので今回出金してみました。
つみたてNISAの売却方法は3種類
つみたてNISAの投資信託を売却する方法には3つの方法があります。
一部売却
全額売却
定額・定率売却
今回は一部売却をしてみました。
楽天証券のつみたてNISA売却手順
楽天証券にログインし投資信託またはつみたてNISAのメニューを選択し、保有商品一覧をクリック。
売却したい商品を選んで、売却をクリック。
売却したいファンドの売却金額や口数を入力し、全部売却や一部売却を選択。
取引暗証番号を入力し、注文を確定をクリック。
売却の受付が完了しているかどうか、購入・売却履歴で確認をする。その際に出金できる日にちがわかります。
履歴をみると注文が2023/08/28で、約定日が2023/08/29ち2023/08/30となっており、受渡日が2023/09/04と2023/09/05というのがわかります。
出金指示をするため、入出金・振替選択の中から出金を選択。
楽天証券のらくらく出金を使うと当日出金となります。出金可能額が表示されていればいつでも出金可能となります。また翌営業日以降に関しては少し下に金額が書いてあります。
銀行口座で振込確認をするとマネーブリッジにしていれば買付可能額にも反映されます。
つみたてNISAを引き出すときの注意点
引き出しただけでは積み立て設定は解除されない
毎月の積立設定は売却しただけでは解除されないので、自分で積立設定の解除が必要です。
必ず希望の値段で売れるわけではない
売却注文日と約定日が異なるケースがあるので注意が必要です。
つまり、売却した日よりも基準価額が下がってしまった場合には思っていた金額よりも少なくなる可能性があります。
売却時には手数料がかかる
投資信託の売却時には手数料(信託財産留保額)がかかるケースがあります。
信託財産留保額とは、投資信託を解約するときに投資家が支払う費用です。
投資信託によっては差し引かれない投資信託が多くあるので、購入前にチェックしておきましょう。
まとめ
一部解約も簡単にできましたし入金日も受付日付と出金日が表示されることもわかりましたので、いつ必要か、どのタイミングで売却するのか、一度やってみるとわかります。またお金が必要な時は気にせず出金しましょう。また貯めていけば増えていきますしね。