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ETCカードのカード種類を見直し最大約70%の割引に!

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ETCカードは、ノンストップで料金所を通過できるだけでなく、カードを利用することで曜日や時間帯などによって割引を受けられることをご存じでしょうか?高速道路の通行料金を高いと感じたことはありませんか?高速料金をもっと安く抑えることができれば、週末のお出かけするのがもっと楽しくなることに間違いありません。

今回は高速道路の割引制度をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
これで高速料金を安く抑えたいと考える人がさまざまな割引制度を知り、カードの見直しをすることによりお得に高速に乗ることができるようになります。

目次

ETCカードの利用で適用される割引制度

ETCカードの利用で適用される割引制度には、8つの種類と割引率があります。

・平日朝夕割引 30~50%
・休日割引 30%
・深夜割引 20~30%
・ETC2.0割引 約20%
・外環道迂回利用割引 外環分が無料
・アクアライン割引 約74%
・障害者割引 50%
・ETCマイレージサービス

平日朝夕割引

平日朝夕割引は、ETCカードを利用して平日の朝6時から9時の間と夕方17時から20時の間に入口と出口のどちらかの料金所を通過した方が利用できる割引制度です。

対象車種や対象道路は下記のようになっています。

対象車種:すべての車両
対象道路:NEXCO東・中・西日本(NEXCO3社)が管理する地方部の高速道路(東京・大阪近郊は対象外)及び、宮城県道路公社の仙台松島道路

注意点は、大口多頻度割引のNEXCOのカード以外は、ETCマイレージサービスへの登録が必要な点です。
ETCマイレージサービスは、ETCカードの発行と同時に登録されるわけではなく、別途ご自身で登録が必要ですので覚えておきましょう。
また平日朝夕割引は、上記時間内にETCゲートにて入場または退場すると、利用回数が1カウントされ、一定回数以上利用すると、利用回数に応じて高速料金が割引されます。
ただし、1日1カウントまでで、1ヶ月(1日〜末日まで)以内に5回以上が割引の対象です。

平日朝夕割引の還元率

5回~9回まで 通行料金のうち100km相当分を約30%分還元
10回以上 通行料金のうち100km相当分を約50%分還元

車の通勤で高速道路を利用する人なら、行きか帰りのどちらかが上記の時間帯にかかるようにすれば料金を安くできるでしょう。ETCマイレージサービスは登録料や年会費が無料なので、頻繁に高速道路を利用する人は登録しておきましょう。
一方で東京・大阪近郊は対象外となっています。

休日割引

休日割引は、土日・祝日に対象道路をETCカードで利用すると、利用料金が30%割引になる制度です。走行距離や利用回数に制限はありませんので、土日・祝日に出かける際は、どんどん活用してお得に高速道路を利用してください。

対象車種と対象道路は下記のようになっています。

対象車種:普通自動車、軽自動車(二輪車)
対象道路:NEXCO東・中・西日本(NEXCO3社)が管理する地方部の高速道路(東京・大阪近郊は対象外)及び、宮城県道路公社の仙台松島道路

普通車・軽自動車(二輪車含む)限定なので、中型以上の自動車やトラック・バスなどは対象になりません。また、平日朝夕割引と同じく東京・大阪近郊の道路も対象外です。
主な対象は、乗用車やバイクで休日に地方へ出かける人です。
時間帯については入場・退場のタイミングを気にする必要はなく、土日祝日に対象区間上にいれば適用されます。
ゴールデンウィーク、お盆休み、年末年始は対象外となることに注意が必要です。

深夜割引

深夜割引は、毎日0時から4時の間に対象道路の料金所をETCカードを使って通過することで30%の割引を受けられる制度です。こちらも走行距離や利用回数には制限がなく、深夜に車での移動が多い方にはうれしい制度になっています。

対象車種と対象道路は下記のようになっています。

対象車種:すべての車両
対象道路:NEXCO東・中・西日本(NEXCO3社)が管理する全国の高速道路(東京・大阪近郊は対象外)及び、宮城県道路公社の仙台松島道路

ただし、京葉道路・第三京浜道路・横浜新道・横浜横須賀道路は割引の対象外です。

平日朝夕割引と異なり、時間内に対象区間を走行していれば適用されます。対象道路の制限も平日朝夕割引より緩く、外環や圏央道も対象となります。
また、同じ時間帯で首都高速道路も深夜割引を行っているため、都心部を移動する人も利用しやすいサービスです。
首都高の場合は割引率が20%、かつ対象時間帯をまたいでの利用は対象外です。

ETC2.0割引

ETC2.0とは、全国の高速道路に設置されている通信アンテナITSスポットとETC2.0対応車載器、カーナビやスマートフォンが双方通信することにより情報を提供するシステムです。
渋滞の迂回ルートや災害時の緊急メッセージなどがカーナビやスマートフォンに送信されるため、より安全で快適なドライブが可能になります。

ETC2.0割引は、圏央道(新湘南バイパスを含む)の環状道路としての機能を有効利用してもらうための割引制度になっており、対象道路を利用する際に高速自動車国道の普通区間の料金水準の料金に割引されます。

対象車種と対象道路は下記のようになっています。

対象車種:ETC2.0対応車載器を搭載した車
対象道路:圏央道、新湘南バイパス

ETC2.0対応の車載器を搭載していれば、圏央道・新湘南バイパスの料金が安くなります。
日時や車種の制限はなく、車載器がETC2.0対応であれば割引されるので、対象道路を頻繁に利用する人にはお得なサービスです。

外環道迂回利用割引

外環道迂回利用割引は、都心部を発着し、放射高速道路を利用するETC車が東京外環道を1JCT間のみ迂回利用した場合に、直行した場合と同じ料金となるように割引される制度です。

対象車種や対象道路は下記のようになっています。

対象車種:すべての車両
対象道路:東北道、関越道、常磐道、東関東道、京葉道路、首都高速埼玉大宮線

外環道迂回利用割引については、対象の出入口に発着することに加え、対象の道路を利用することが条件ですので、利用の際はしっかりと確認しておくようにしましょう。
【首都高速対象道路出入口】
宝町、京橋、新富町、銀座、汐留、芝公園、飯倉、霞が関、代官町、北の丸、神田橋、常盤橋、八重洲、丸の内、呉服橋、江戸橋、新橋、土橋、西銀座、新京橋、東銀座

アクアライン割引

アクアライン割引は、東京湾アクアライン(浮島ICから木更津金田IC)の利用が最大約70%割引となる制度です。
割引後の料金は車両の種類によって異なりますが、基本的に大幅な割引となるため、東京湾アクアラインを利用する方は、ぜひ活用して欲しい制度になっています。
海ほたるPAで休憩してUターンする場合でも割引対象です。

障害者割引

障害者割引を受ける条件を満たしている場合は、市区町村の福祉担当窓口で事前登録することで高速料金の半額割引が適用されます。
すべての有料道路が対象で、通常の利用料金から50%割引になります。

対象車種:自動検査証に自家用と記載されており、特定の条件を満たす自動車
対象道路:すべて

上記以外の割引

ETC限定企画割引

高速料金がお得になる、期間限定のETC限定企画割引もあります。

ETC限定企画割引とは、ドライブパス(NEXCO西日本)やドラ割(NEXCO東日本)、速旅(NEXCO中日本)という名称で販売されている商品で、高速道路の定額料金(乗り放題)、観光施設や宿泊施設の割引特典、速道路の往復割引料金などがセットになっています。 ETC限定企画割引を利用すればセット価格で通常よりもさらにお得に旅行ができるため、高速道路で旅行に行く前にかならずチェックするようにしましょう。

首都高速道路の割引

都心流入割引

都心流入割引とは、外環接続部周辺の出入り口と都心環状線の対象出入り口の間を通行する場合に、首都高速料金が割引される制度です。
都心流入割引区間をETC車で通行すれば、自動的に割引料金が適用されます。

阪神高速道路の割引

大阪都心流入割引とは、大阪都心部から阪神高速守口線、東大阪線、松原線のどのルートを選んでも最安料金が適用される割引制度です。

短距離区間利用割引

短距離区間利用割引とは、1区間の距離が4.3km以下であるため通常料金よりも割引される制度のことです。
区間距離が4.3km以下であったとしても2区間になる場合は、短距離区間利用割引が適用されないため注意が必要です。

大阪都心流入割引、神戸都心流入割引、西大阪線端末区間割引、池田線時間帯割引【平日のみ】などあります。

名古屋高速道路の割引

ETC端末特定区間割引

ETC端末特定区間割引とは、名古屋線のETC端末特定区間を通行するだけで普通車770円が570円に割引される制度です。

ETC迂回乗り継ぎ

ETC迂回乗り継ぎとは、吹上東出口から15分以内に吹上東入口へ乗り継いだ場合は新たに料金が発生しないというものです。

ETCマイレージサービス

事前にETCマイレージサービスに登録しておくことによって、平日朝夕割引とETCマイレージサービスの割引が適用となります。
ETCマイレージサービスに登録することで、ETCマイレージポイントとクレジットカードのポイントの2重取りが可能になるというメリットがあります。
ETCマイレージポイントは、有料道路の通行料金に充てることができる還元額に交換できるため、お得に有料道路を利用できます。
大口多頻度割引対象のNEXCOカードは、ETCマイレージサービスには登録できません。

大口多頻度割引

昭和41年から開始された別納割引において発生したカードの使い回しによる登録外車両の利用等の悪質行為を防止するために、 平成17年から大口多頻度割引は設定されています。
平成17年に大口多頻度割引は、最大割引率約30%という条件で始まり、現在では、車両単位割引の拡充とETC2.0車両には割増の割引率を設定し、最大割引率約50%という割引条件となっています。
高速道路を使えば使うほど割引率が上がる仕組みで、毎月の高速代が高い人ほど割引額が大きくなります。
またETCコーポレートカードの名前のせいで法人用と思われがちですが、保証金を積めば個人でも申し込みが可能となっております。

NEXCO高速道路:最大50%
NEXCO一般有料道路:最大20%
首都高速道路:最大35%
首都高速拡充:最大10%
阪神高速道路:最大30%
阪神高速拡充:最大5%
本州四国道路:最大13.8%
名古屋高速道路:最大18%
愛知県道路公社:最大17%
福岡北九州高速:最大18%
広島都市高速:最大18%
福岡北九州高速:最大18%

ETCマイレージサービスは対象外のため、かなりの割引率となっております。

高速道路会社の割引制度の変更のタイミングや、車両毎に高速料金の変動に合わせて見直しすることが、経費削減に繋がります。
ETCカードや組合を変えただけで、年間で驚くほどの削減に繋がることも実際に多いです。

さらに、ETCカードの支払いにクレジットカードを利用していると、クレジットカードのポイントとETCマイレージポイントを2重取りができます。通行料金の節約につながる利用法です。

誰でも利用できるわけではなく必ず、ETCマイレージの登録&必要なアイテムがありますので忘れずに用意しましょう。
特に中古車の場合は、ETC車載器の再セットアップは必ずしてください。

ETC利用照会サービス登録について

使用した明細を細かくすぐ見たい場合はETC利用照会サービスに登録すると便利です。ただし、NEXCOカードは段階制の割引の為明細だけでは実際の割引と異なります。クレジット系のETCカードはマイレージ割引も反映されますので便利ですよ。詳しくは下記をご覧ください。

まとめ

カードの種類を見直しするだけで、割引が変わってきます。どこの道路を沢山使用するのか、法人名義なら、クレジットより大口多頻度割引のほうがかなりの割引になります。首都高、阪神高利用の個人の方はイオンカードのそれぞれのカード一択になりますが、法人名義の場合は大口多頻度割引適応となりNEXCOのカードを発行しましょう。ただし、協同組合経由で申し込みする場合は、車検証の名義が法人名義でないとNEXCOカードは発行できませんのでご注意ください。車検証の偽装をして発行している組合もいくつかあるみたいですが、そういう組合に入らないように気をつけて下さい。

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